英文履歴書の基本
英文履歴書の場合、日本の履歴書とは異なり、自分で書式を決めなければなりません。英文履歴書はいわば自分自身を企業に売り込む販売ツールと言えるでしょう。経歴や実績を正確に記述し、読みやすく簡潔にレイアウトを整え、採用担当者の目に留まる英文履歴書の作成が就職の成功につながります。英文履歴書には1)年代順、2)職務別、3)その両方を併記した混合式など、様々なフォーマットがありますが(英文履歴書のフォーマット参照)、混合式以外の英文履歴書はできる限り1枚にまとめようにしましょう。
英文履歴書作成のポイント:
- 何を一番伝えたいのか
- 読み手は誰なのか
- 読み手は何を知りたがっているのか
英文履歴書を作成したら、次の点を確認してください:
英文履歴書を通じて何を一番伝えたいのか?

自分をうまくアピール
する英文履歴書を
- 今までの経歴や実績などは数値を使ってわかりやすく表記する
- 数多くの応募者より、いかに自分が募集職種に適しているかを求人企業にアピールする
- 担当者が読みやすいように体裁よく、シンプルに整える
- 採用担当者が面接したくなるような、具体的な経験などを表記する
読み手は誰なのか?

読み手が誰
なのか頭に
浮かべて作
成しよう
英文履歴書は複数の部署で検討されることが多いと考えてください。つまり「読み手」は複数人。一般的にそれは、人事部の担当者と応募する部署の担当マネージャーです。人事部の担当者は、経験、資格、技能など、採用しようとする部署に必要とされる基本条件を検討します。そして、部署の担当マネージャーは、より詳細な前職や実績、そして採用後の付加価値など、人事部とは異なった視点から必要条件を検討します。つまり、読み手が誰なのかを明確に意識するということは、何が必要とされている情報なのかを的確に捉えるための重要な要素となるのです。
読み手は何を知りたがっているのか?

良い構成を考える事が大事
英文履歴書は書式が決まっていないので、どのように採用担当者の注意を惹くかを念頭において作成することが大切です。企業側は多くの履歴書の中から選び出さなくてはならない訳ですから、全ての履歴書を事細かに読んでいくわけには行きません。履歴書にサッと目を通し、仕事で要求される経験や資格など担当者が興味をもつ範囲でしか読まないことが多いのです。
それだけに、数多くの履歴書の中から確固たる印象に残すための構成というものが重要となるのです。
- 氏名、電話番号、住所をページの頭にはっきりと書きます(2ページある場合は1ページ目)。
- 標準的なA4サイズの良質な紙で、白か、淡灰色、淡黄色といった中間的な色合いのものを使いましょう。
- 最も大事な情報は見つけやすい先頭部分の近くに入れます。読みやすいフォントで、行間を十分にとり、見た目をスッキリとさせます。
- 多くの関連する経験を書く必要がある場合を除いて、できるだけ2ページを超えないようにします。
- 送付する履歴書はコピーではなく、その都度良質の紙にプリントアウトするようにします。
- 行間を空けるなどして、各セクションをはっきりと表示します。
- 職歴と学歴は、できるだけ短く、正確に書きます。(詳細に説明する必要があるものは、別紙に記入します)
- 職歴は、最新のものから書き出し、年代を遡って記入します。学歴欄の学校や学位も同様です。年月日と場所も記入します。
- 具体的に説明。"会社が成功したことに、私は大いに貢献しました"というような表現ではなく、"私は顧客フォローアップ・コール方式を導入し、再注文を25%増やしました"という様に具体的な数値を書きます。
- 前向きの姿勢でいきましょう。能力と経験に対する自信を示し、短所や謙遜は慎みましょう。
- 誤字脱字をチェックします。履歴書とカバーレターを第三者に校正してもらうと良いでしょう。